道すがら
今日の東京地方は、久々に晴れましたね。
雲一つない天気で、気温も上昇。
これはこれで急激な変化は体調に悪いわけですが、それでもやっぱり太陽の光はありがたいものです。
どこに行くわけでもなく、何を目的にしているわけでもなく、ただぶらぶら歩くだけでも、この太陽の光は身体と気持ちをほぐしてくれます。
【撮影後記・撮影雑記】
オリンパスから新しいOM-D EM-1が発表されましたね。今回は画素数もアップし、それを活かしたハイレゾショット、高速撮影など、正統進化といったところでしょうか。もちろんユーザーとしては欲しいなぁとは思いますけど、でも、今ので全然十分。いい写りするからなぁ、OM-D EM-1。
それよりも、少しでも時間を作って撮影そのものを楽しみたいなぁと思うのであります。
そんな感じで、ちょこちょこと持ち歩く、それが出来るのがマイクロフォーサーズの強みであり、価値があるのかな。
【撮影機材】
OLYMPUS OM-D E-M1-M1
OLYMPUS M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO
休日はメリルを片手に
この間の日曜日、ようやく晴れ間が見えました。
あぁ、この感じ、感じ・・・。
久々に日光の光を浴びて、妙に懐かしい。
ちょっと散歩でもするかと外に出る。
でも、重たいオリンパスOM-D EM-1は置いておこう。
今日はSIGMA DP2Merrill一台でいいね。
SIGMA DP2Merrillはカメラの出来としてはあまりお薦めしないけど、写りが変わっているので、変わり者の人にはお薦めです。そして、色合いなどを調整すると、さらに変わったテイストに仕上げることも出来るので、加工するのが好きな人にはとてもお薦め。自分の感情に合せた加工ができる、心象風景が広がる気がする。
【撮影機材】
SIGMA DP2Merrill
京都の開化堂カフェに行ってきました(8月のお話しですが)
夏休みに開化堂のカフェに行ってきました。
開化堂と言えば、すーっと蓋が滑り落ちる茶筒で有名な京都の老舗。創業は明治8年(1875年)といいますから、なんと今(2016年)から141年前!
開化堂の茶筒は、130を越える工程を経て作られるそうですが、もちろん全てが手作業。
鍼灸師という職人をしている私にとって、こういう手に職のお話しはとっても興味深いものがありますが、その開化堂が京都駅からほど近いところにカフェをオープン。
前職を投げ打って、人生の挑戦です!
その話を聞いたとき、私は耳を疑いました。
だって、40半ばを過ぎた方が、人生をかけて再出発なんですから。
でも、ご本人はいたってクール。
冷静に自分の状況を振り返って、“やりたいことをやる”というとてもシンプルなプリンシプルに立ち返り、いざ京都へ。
すごいことです、私は本当に、尊敬しています。
そしてそれを後押しする奥様をはじめとするご家族の英断もまた、尊敬であります。
ということで、新幹線で京都駅へ。
そこから歩いても行けるのですが、この日は義理のお父さんが京都駅まで迎えに来てくれておりまして、一緒に向かいました、開化堂カフェへ。
お店の佇まいはこんな感じです。
この建物は、昭和2年(今から90年前)に建てられた京都市電の事務所兼修理場だったもの。町屋やお寺は遺そうという気風があるそうですが、ちょうどこの頃の建物は注目度が低く、京都でも姿を消しつつあるものだとか。そうなると逆に貴重ですよね。
入口もこんな感じ、いい雰囲気であります。
で、こっそり入って、こっそり注文して、そして店員さんに店長の川口さんを呼んでもらいました。
いやはや、ドキドキですよね、こういう再開!
で、珈琲を淹れてもらっているところを写真に納めたのでありますが、川口さん恥ずかしがるかと思ったら、意外に笑顔!
けっこうこれまでも取材を受けているそうで、今は写真馴れしているそうな!?
カメラ目線で笑顔!
自分の好きな世界に飛び込む、自分の好きな世界で生きる、そんなことを楽しんでいるような姿であります。
でも、入って直ぐのところで珈琲を淹れるなんて、ちょっと緊張するんじゃないかと思うんですけど、もうすっかりプロなんですね。
いやはや、すごい。
coffeeだけではつまらないということで、チーズケーキと、パン&ケーキのセットも。
こちらがチーズケーキ。
開化堂の茶筒をイメージしたのでしょうか?
おしゃれ。。
そしてこちらがパン&ケーキ。
そして肝心要のcoffeeであります。
淡い色の器に、漆黒のcoffeeが映えます。
そして飲んでみました、はい・・・。
あああ・・・。
なんだこの味は・・・。
とってもすっきりしていて、日本茶を飲んでいるときのような感覚がする。
coffeeの苦味をほとんど感じず、すぅっと身体にしみ込むような感じ。
何でしょう、この感覚。
coffeeを飲んでいて、こういう味わいを感じたことはないなぁ・・・。
不思議。
おいしい。
一緒に行った義理の母も、「淹れている人の人柄が出てるね」と一言。
うん、そんな感じです。
という感じで、とてもおいしいコーヒーをいただきました、合掌。
京都にいらしたときは、是非とも開化堂のカフェに行ってみてください。
おいしい旅の思い出となることまちがいなしであります!
【撮影雑記・後記】
もう少しゆっくり写真を撮りたかったのですが、今回は嫁さんの家族と一緒だったこともあり、思い通りに動けなかったのであります・・・。
【撮影機材】
OLYMPUS OM-D E-M1-M1
OLYMPUS M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO
スパイラルガーデンにて
青山にあるスパイラルホールに行ってきました。
スパイラルカフェというカフェがあり、そこでお茶をしようというのが目的で行ったのですが、一番奥の席に案内されまして、そこの席から写真を撮りました。
ちょうど動物の彫刻が展示されている期間で、席から眺める景色がとても雰囲気がありました。
オールドレンズを使用したので、お猿さんのしっぽの当りにちょっとフレアっぽいのが出ていますが、それはそれで味と言うことで・・・。
ちなみに同じところから現行レンズで撮ったのですが、それはそれでフレアもなく、カチッとした絵が撮れたのですが、ちょっと味が足りない。その味は、古いレンズでしか出ないというのか、修正では出ない妙味なのだと思うのですが。
今回行きましたスパイラルホールのカフェ。とってもゆったりしていて、ホテルのロビーのようなちょっとリッチな空間。店員さんもやさしくて、値段も手頃であります。気分転換に足を運ぶのもいいかもしれませんね。
【撮影機材】
ジャンクなレンズをちょこちょこ試しています。かといってそんなにお金をかけることは出来ないので、比較的リーズナブルな50ミリの標準レンズをついつい物色してしまう。同じ画角のものが増えてしまって、どうも困るわけですが笑、それでもやっぱりオールドレンズの雰囲気に惚れてしまうと、ついついあっちのメーカーこっちのメーカーと試してみたくなるのが人情というもの。
使用機種はマイクロフォーサーズなので、そのレンズ本来の味が出てこないという意見もあるようなので、いつかはソニーのα7シリーズとかいいなとか思ってしまうけど、でも高いしなぁと。と言いつつも、マイクロフォーサーズとオールドレンズの相性はとても良くて、オールドレンズを付けてカメラを持って歩く楽しみは止められないのであります。
ちなみに、最近気に入っているオールドレンズは、ペトリというメーカーのレンズです。本日掲載の写真のように、どことなくノスタルジックに写ります、普通に撮っているのに。
【撮影機材】
OLYMPUS OM-D EM-1
PETRI CC AUTO55mmF2.0
滋賀県高島町にある、古民家カフェ『古良慕(こらぼ)』へ
夏休みは、嫁さんの実家のある滋賀県へ。
遠くから来たということで、有り難いことに毎回希望の場所に連れて行ってくれます。
今回私が希望したのは、古民家の再生や、古民家から取れる古材を販売するお店。そこのお店がカフェをやっているということで、そこに連れて行ってもらいました。
たぶんそのまま生活するにはたいへんなのだろうけれど、古民家とか、古材とか、何だか古いものを見ていると心が安らぐのであります。
カフェの名前は、『古良慕(こらぼ)』。古き良きを慕うという、そのものでしょうか?
古材に囲まれて、ノスタルジックな灯りの下、カフェラテをいただく。
そして、グルテンフリーのチョコケーキを頬張る。
うーん、すっかり気持ちがゆったりゆったり。
将来こんな感じで古いものに囲まれて生活したいなぁ、でも、贅沢かな・・。
店内だけではなく、お店の外にもこのように古いものがいっぱい。
あえてこの写真は、粒子感をほんのすこし強調してあります。ノスタルジアを味わう感じで。
【撮影機材】
OLYMPUS OM-D EM-1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6