晩秋の上野にて
先々週、神宮前の銀杏並木を観に行ったその足で、上野に行きました。
上野には嫁さんのおじいさんのお墓があり、そのお墓参りも兼ねて行きましたが、定期的に韓国ノリを買いに行ったり、クコの実や黒米など、薬膳の食材を探しに行ったりもしています。
お墓参りのあと、上野不忍池の周りをぐるっとお散歩しました。
初夏の頃、不忍池はきれいな蓮の花で埋め尽くされますが、枯れた蓮の花はちょっと寂しそう。でも、この冬の時期をじっと耐えるからこそ、あのきれいな花が咲くのでしょうね。それを昔の人は生命力の塊、生命力の輪廻と感じたのかなと思います。
枯れている蓮の姿を見て、“どぶに落ちても根のある奴は いつかは蓮の花と咲く”という、『男はつらいよ』の歌詞をしんみり思い出したりました。
『男はつらいよ』に励まされて、“偉い兄貴になりたくて”、“奮闘努力”をしてきたけれど、あれからぼくはどれだけ成長できたのでしょうか・・・。
そしてまた、これから、今日という日を積み重ねていくのでしょう。
【撮影後記・雑記】
今回はM.ZUIKO 75mm F1.8多用しました。焦点距離が微妙で、被写体との距離感が撮りにくいレンズ。だけど、決まるとほんとにきれいな描写になるレンズ。使用頻度は少ないので、何度かもう処分しようと思いつつ、やはり手元に置いておきたい一本です。
【撮影機材】
Olympus OM-D EM-1
M.ZUIKO 75mm F1.8
神宮外苑銀杏並木
11月27日(日)に神宮外苑へ、銀杏並木を観に行きました。
今年の神宮外苑はとてもきれいな色づきだと聞いていたので、とても楽しみで足を運んだわけですが、思ったよりも色づきが良くなかった・・・。
それもそのはず、東京で初雪が降る前くらいが一番きれいで、雪の影響でだいぶ散ったり落ち葉もくすんだりしたそうであります。
2016年の東京での初雪は11月24日(木)。
11月の初雪は54年ぶりだとか。
なんだか季節感がよく分らないまま1年が過ぎゆく感じであります。
Olympus OM-D EM-1 / MINOLTA ROKKOR 50mm F1.7
Olympus OM-D EM-1 / M.ZUIKO 75mm F1.8
今回神宮外苑に着いたのが9時くらい。もろに空いているわけではないですが、それでも昼間の混みように比べたらまだ全然。
日本人よりも外国人の方が多かったようで、自撮りをしている人もいれば、ウェディングフォトなのか、中華系の衣装を着て撮影会をしている方も。中国経済の勢いは衰えているといいながら、けっこうみんなすごいカメラを持ってきているから、やっぱりまだまだ中国経済は健在なのかと思いながら、こちらはこちらでマイペースで写真を撮っておりました。
【撮影後記・雑記】
イチョウのきれいな黄色を撮るには、色ノリの良いレンズが良いなぁと思い、オールドレンズのMINOLTA ROKKOR 50mm F1.7を持ち出す。あとは、M.ZUIKO 75mm F1.8の解像度を活かしたい(色ノリの良いレンズでもある)ので、それも。そしてSIGMA DP2Merrillも一緒に。こってりした色ノリも必要だ。
とまぁ、雑多な感じで持ちだしていろいろと撮ってみる。もうちょっと明るい陽射しが欲しかったけど、それでもこれだけきれいに写ればまずまずということにしておこう。 かえってこれくらいの曇天のおかげで、冬の寒さも演出されて良かったようにも思うし。
【撮影機材】
Olympus OM-D EM-1
MINOLTA ROKKOR 50mm F1.7
M.ZUIKO 75mm F1.8
SIGMA DP2Merrill
路上のコレクション
東京の道には、様々なコレクションが飾られています。
道行く人に見せたいのか、それとも置き場所に困っているのか。
たぶん、その人にしかわからない独特な嗅覚みたいなものがあって、それに基づいていろいろと集めていたり、見せたかったりそうでなかったり、なんとなく増殖しちゃっているのかなと思ったりもして。
【撮影後記・雑記】
最近、SIGMAのMerrillDP2をよく持ち歩きます。いろいろ厄介なこともあるけれど、やはり持ち運びが楽というのが一番なのかもしれない。街を歩きながら、買い物をしながら、そんなときに、携帯ではなくてカメラという選択するには、機動性が重視される。それがために、やはりDP2。こってりした味わいになりすぎるという制限はあるけれど、それは自分の視線だから合っているのかなと思うわけであります。
SIGMAのフォビオンの写りがどうも気になってしまって、クアトロも欲しいなぁと思う今日この頃ですけれど、他の方の評価を見ると、まだもう一つ先の世代を狙った方が良いのかなと思ったり、物欲(カメラとレンズに絞られていますが)が尽きないのであります。
【撮影機材】
SIGMA DP2Merrill
たまにはゆったりと
先週の日曜日、オトハルという講座を開催しました。
自分の体質を分類し、そしてこれからの冬の過ごし方をお伝えする、そんな講座であります。
このオトハル講座も一年やりまして、8回を数えますが、なかなかいっこうに話がうまくならないのは何故でしょう(苦笑)
どうしても早く話しすぎてしまうし、いろいろと話を盛り込みすぎてしまう傾向に。東進ハイスクールの林先生とまではいかなくても、もうちょっとうまく話せないとなぁ。冗談の一つも入れなくてはね。
ということで、そんな講座をした後は、じわりじわりと疲れが出てくるのであります。オトハル講座が終わり、部屋を直ぐに元通りにし、頭も身体も気持ちよく疲れているときに、ちょっと外に散歩に出かけ、今日の反省会をするのであります。
今日は渋谷にあるカフェでゆったりと、ぼんやりと、でも反省会。
※ 今まで当ブログでは、撮った写真をリサイズして掲載してきました。そのため、そのカメラ本来の写りが損なわれていたと思います。それはカメラメーカーにとっては申し訳なく、また、これからカメラを購入しようとして作例を探している方にとっても不利益になりますので、試しにFlickrを使用してみることにしました。画像をクリックしますと、Flickrに飛びますので、そちらでさらに拡大してみて下さいませ。
【撮影後記・雑記】
SIGMAのDP2Merill。かなり癖があるカメラで、ものすごく良い雰囲気の写真もあれば、ものすごく凡庸なときも。どちらかというと凡庸の方が多いのだけれど、最近外に持ち出すことが多く、ちょっとカメラと仲良くなれてきた感じがします。“これでしか撮れない”空気感を求めて撮っています。
ときどきやっぱりフルサイズのカメラが良いなぁと思うけど、私のような庶民派カメラマンにとってはカメラは持ち出せてこそ。そうなると、画質どうこうとか、センサーサイズがどうのとかいういよりも、小さくて個性のあるカメラが重宝するように思います。
【撮影機材】
SIGMA DP2Merrill
夜な夜な上野散策
鍼灸院の買い物をしに、上野まで行ってきました。
たまぁに行く街ですが、ここは東京の中でもアジア色がとても強い。特に上野アメ横センタービルの地下は、もはや日本ではない。日本語よりも中国語やタイ語の方が聞こえてくる場所。そんなところがとても好きで、漢方食材を見に行くという言い訳をしながら地下のお店を物色しに行く。
夜の上野の世界もディープだなぁ。
お酒を飲めたらもっと楽しいだろうなぁと思いつつ、肉の大山のメンチカツを頬張っておりました。
【撮影後記・雑記】
上野のアジア色を活かすには、やっぱりHDRで強烈に強調したい。
色彩が豊かな街。
様々なエネルギーが充満しているから色が濃い。
色彩が豊かなのは、エネルギーに満ちあふれている証拠なのだ。
【撮影機材】
OLYMPUS OM-D E-M1-M1
OLYMPUS M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO