そろそろ団地がこわされる・・・(1)
ネコがいたり、お花が咲いていたり、夏みかんがなっていたり、おじさんが野菜を売りに来たり・・・。
ここに直接住んだわけではありませんが、ここに佇みに来たり、ネコの写真を撮りに来たり、都会にいながらここはオアシスだなぁと思ってきました。
しかしそろそろ、来月あたりに解体がはじまります。
再生することでまた街が新しくなることは、必然です。
しかし同時に、遠い記憶を懐かしむところもありまして。
【撮影後記・撮影雑記】
昨年中古でSIGMA DP1xを購入しました。フォビオンセンサー搭載のコンデジ。現在出ているクアトロの前の前くらいなので、画素数が若干少な目で、カメラのサイズも手のひらにあまるくらいコンパクト。これくらいコンパクトだと、ちょっとしたときにでもジャンパーのポケットに忍ばせることができるので頻度が高まります。
“気軽に撮れる”写メからはじまり、今や高画質のスマホへ。
Instagramの登場で、誰もが写真を発信できる時代に。
気がついたらスマホがコンデジを駆逐しましたが、この“気軽に撮れる”というのが写真の良さであり、日常の記憶が人間の琴線に触れるのだろうと、SIGMA DP1xを持ち歩きながら団地を巡るのでありました。
きっとこの団地も、多くの人々の記憶の断片に残っているのでしょう。
【撮影機材】
撮影のお伴を・・・
私の嫁さんが薬膳師をしておりまして、食事にいろいろと詳しいのでありますが、もちろんまだそれだけで安定した収入があるわけではありません。
しかし、とあるところから四季の薬膳の連載のお話しがありました。
そのお知らせをいただいたのが去年の今頃で、四季に合わせて4回の連載であります。
本日このブログに載せた写真は、その最後の4回目。
春のメニューであります。
春は肝臓の季節でありますが、ウドやアサリといった春の食材を利用した薬膳メニュー。
撮影とそのメニューはこんな感じであります。
こちらは今回お世話になった編集者の方が作ったお漬け物。
これもおいしかったなぁ。
またこういったお話しがあるといいなぁと思いつつ、計4回の連載を無事に終えました。
【撮影後記・雑記】
撮影は、編集者の自宅でやりました。とても味わいのある食器やテーブルなど、お家の中の飾りも自然体でとても感動。都会にあってもこういった肌触りのある生活があるって良いですよね。
お部屋は自然光が十二分に入るのですが、もうそれだけでこんなにおいしそうに撮れるのでありまして、ライティングとか全く詳しくない私でも、意外ときれいに食事の写真が撮れました。自然光が入る、これも住居のいい条件だよなぁなんて思いました。
【撮影機材】
OLYMPUS OM-D E-M1-M1
OLYMPUS M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO
『オールドレンズの新しい教科書』
去年購入した『オールドレンズの新しい教科書』。
これがけっこうめくるのが楽しい。
自分の好みの写真が多いというところや、フレアだって写真の味、色乗りが薄いのも個性、そういうレンズの味のようなものをそのまま載せているところがいい。
デジカメ時代のカリカリとした高解像度のレンズもそそられますが、オールドレンズの何とも言えない郷愁に惹かれることも多々あります。
さらに本書のいいところは、普通の人でも手に入りやすい標準レンズ(50ミリ)が多数掲載されているところ。
いくらオールドレンズが良いとは言え、ライカばっかりを集めた本では指をくわえて眺めるだけで、全く現実味がありません。それに、ライカのレンズがいいなんて当り前すぎるから面白くない(まぁ、ライカを買えない一庶民のひがみもありますけど)。
でも、この本に多数でていう標準レンズは、とても手頃。1万円以内で購入できるものが多数あります。
で、まぁ、結局、あれもこれも、お、ジャンクだけどいいぞ、なんて思いながら、私なんかでもこんな感じでちょっとしたレンズ沼が出来てしまいました(^_^;)
これ以上溺れないと思いつつ・・・。
しかし、マイクロフォーサーズ使いの私としては、本来のレンズの味を味わっていないのではと思い始め、ソニーのアルファシリーズが良いなぁとか、ふつふつと物欲が湧いて来たりします。いかんいかん・・・。
50ミリの標準レンズをマイクロフォーサーズで使用すると、どれも100ミリになります。ポートレート用にはちょうどボケも出ていいのですが、本来のレンズを味わっているわけではありませんよね・・・。でも、ソニーのαシリーズは高いから。そうそうには無理ですね、はい。
とりあえず、まだまだ大好きなマイクロフォーサーズでオールドレンズを楽しんで使っていこうと思っています。
オールドレンズの新しい教科書 (Books for Art and Photography)
- 作者: 鈴木文彦 (snap!)
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2015/04/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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素盞雄神社へ
初詣は、ここ数年恒例となっている京都の上賀茂神社。
そして東京での初詣は、芝神明様・・・とこの間書きましたが、それだけに留まらず、もう二つ、白山神社と素盞雄神社に行くことにしています。
それを言うと、何を欲張ってとか、そんなんじゃ神様がケンカするだろうとか、いろいろ言われることもあるのですが、天照大神様を中心に成り立っている日本でありますから、天照大神様はもちろんのこと、そのご家族へお参りする方のが礼儀に叶っているだろうと、とにかくご挨拶に参るのであります。
そこで、素盞雄神社。
天照大神様の弟君であります。
南千住にあります。
お隣の北千住に比べますと、南千住はちょっと寂れた感があります。
でも、最近はこのエリアも人気が上がっているみたいで、まだまだ高そうなマンションが建つ模様でありまして、古い建物と高層マンションが混在しています。
この通りにある古い建物の一つに、元演芸場として使われていたものがあります。ここの演芸場には、コロンビアトップ、内海桂子など、そうそうたるメンバーが出演していたそうで、それを聞くと、かつてこのあたりは粋な感じだったのかなぁと想像してみたり。
で、地元の喫茶店にはこんなかわいらしいキューピー人形が並んでいたり。
ということで、素盞雄神社の境内へ。
ここの狛犬は、とにかく格好いいのであります。
いつも木の札のお守りを購入するのですが、さらに今年は「もみ網」なるものの奉納を募集しておりました。
もみ網とは、御神輿を支える赤い紐。
素盞雄神社の御神輿は、かなり激しい担ぎ方で有名。
損傷も激しいのでしょうね。
私も奉納させていただきました。
南千住の素盞雄神社、もしよかったら足を運んでみて下さいね。
【撮影機材】
OLYMPUS OM-D E-M1-M1
OLYMPUS M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO
明けましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
いつも新年は嫁さんの実家で過ごし、そこで初詣をします。
そしてさらに東京に戻ってくると、東京は東京でやはり初詣をします。
この土地で生かしていただいている感謝を届けるためというのでしょうか。
いつも行くのが、芝神明様。
最近は“東京のお伊勢さん”というと、東京大神宮の方がちょっとばかり有名になってしまったようですが、芝神明様はずっと前からお伊勢さんであります。
今回は参拝のあとに、かねてから行こうと思っていた浜松町の貿易センタービルの展望台。1970年竣工と言うことで、自分と同い年。万博の太陽の塔とも同い年という事になります。同い年と聞くと、そんな前から建っているんだねぇなんてかなり贔屓にしたくなりますね。
【撮影後記・雑記】
ということで、展望台から登った景色を載せました。う~ん、あんまりうまくないっていうか、今ひとつ東京のダイナミックさとかが出ていないなぁ。こういうの撮ると、ほんとうまいな!って人いますけど、コツを教えていただきたいくらいです。
貿易センタービルの展望台は、ふだんは20時30分までやっているそうです。夕方から夜にかけてはかなりきれいなんでしょうね。今度は夜めに来てみようかなと思いました。ちなみに入場料は620円ですので、意外と登りやすいかなと思います。
【撮影機材】
OLYMPUS OM-D E-M1-M1
OLYMPUS M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO