フォビオンセンサーはやはりいい・・・
フォビオンセンサーは使う場所を選ぶ。
フォビオンセンサーじゃないとダメだなぁと言う場面がある。
正直使いづらいし、まいったなぁって時も多い。
でも、やっぱりフォビオンって時がある。
だから、このあいだ気になっていたシグマのSD9を手に入れたのです。
が、しかし、うーーん、ちょっとこれはいただけなかったかなぁ、個人的には。シグマの純正レンズを使えばもしかしたらフォビオンらしさが出るのかもしれないけど、オールドレンズではいまいちでした。時と場所を選ぶカメラなので、条件の良い時を狙ってSD9を使ってみようかと思っているのですが。
まぁ、それだけフォビオンセンサーが気になると言うことであります。
ということで、今回はSIGMA DP2 Merrillです。
【撮影機材】
古い写真を・・・浅草にて
大学の時、写真のモチーフは街でした。
その頃は森山大道氏や、荒木経惟氏、桑原甲子雄氏、牛腸茂雄氏などが好きだったので、街をスナップするのをやっていました。
今思うと、オートフォーカスでもない時代、一コマ一コマがちょっと手間がかかる時代、よくもまぁ撮っていたなぁと思いますよね。
でも、今よりも人や商店、街にカメラを向けることには寛容だったようにも思うので、撮っていてもとやかく言われる心配は無かったかもしれません。いや、もしかしたら自分が厚かましかっただけかもしれませんが・・・。
この写真なんかも、昭和感が丸出しであります。
おやっさんが看板を指さすその表情、そしてちょっとおめかししてきたであろう付き添いの奥様。「戦後50年に唄う」「飛び入りOK」という文字、そして8月15日の終戦記念日に開催する・・・。そういったことを読んでいくと、写真って撮っておくべきだなって思います。森山大道氏も、そんなことを言っていますよね、自分の手から離れて、撮った後に数年して改めて見返したら新しいとか、そういう時代が写るところが写真の面白いところであります。
【撮影機材】
CONTAX コンタックス ST
CONTAX Carl Zeiss PlanarT* 50mm F1.4
古い写真を・・・代々木公園にて
代々木公園の脇の道が、歩行者天国だったことがあります。
古くはタケノコ族、少し時代が下って一世風靡セピア、さらに進んでイカスバンド天国から火が着いたバンドブームなど、代々木公園のホコ天は、自分を表現しようとする若い人たちのエネルギーがむんむんとしている場所でした。
“若い人たち”と、まるで他人事のように書きましたが、当時は私もその若者の一人。人並みに楽器は弾いていたけど、バンドを組んでギンギンにってほどでもなく、かといって行き場を失っていたような感じがありました。
そんなときに、写真という表現を通して何かできないかなぁと模索していました。青臭い言い方をあえて言わせていただければ、私にとっての“自分探し”。
“自分なんて探したって自分なんて無いんだ! ”と大人は言うけれど、それでも探そうとするのが青春なんだ。それが10代、20代、そういうエネルギーなんだと思います。それを高みの見物よろしく大人びた発言をする人は、引っ込んでいただこう。
この2枚の写真は、たしか部室にあったNIKONのFMとか、そのあたりのカメラ。データが無いので分らないけど、シャッターの音がやけに大きいなと思ったものです。でも、カメラなんて当時はそんな感じで無骨なものだったのです。
この間、実家に行って荷物を整理してみたら、ほんとにいっぱい写真が出てきて、恥ずかしい限りでありましたけど、恥を忍んで、自分の記録としてここに載せてみたいと思います。
木漏れ日のなかを・・・
外苑前のいちょう並木も、今は黄色い世界になっていることでしょう。
そうなる前に、写真を撮りに行きました。
朝の早い時間、清々しい空気がまだのこるなか、コンビニでおにぎりを買い、ベンチで佇みながら。
Domiplan 50mm F2.8というオールドレンズを付けて。
このオールドレンズ、解放で撮るとこんな感じでぼやんとなります。
マイクロフォーサーズでこんな感じですから、フルサイズだともっと周辺はぼやっとなるのかな?
でも、これはこれで現代レンズにはない味。
画素数競争甚だしい昨今、こんなレンズ、今は絶対作らないでしょうから。
でも、ちょうど良いかな?
それで、どれくらい絞ったか忘れてしまったのですが、ちょっと絞ると、意外と良い感じに。
あ、ピントの合せが甘いですね・・・すいません。。
最近スマホにしてから目が悪くなったのか・・・。
Domiplan、案外ピントの山があわせにくくて・・・。
とか何とか一応言い訳をしておきます。。
それで、またちょっと解放で。
ちょうどジャンプしたタイミングでシャッターを切ることができました!
ちなみにこの写真はトリミングをしております。
解放傾向にすると甘い、ファンタジーな感じになりますが、これはこれで良い感じ。
マイクロフォーサーズだと、どうしても画角が狭まってしまうのが窮屈に感じることがありますが、こういう時は逆にありがたい。
そして最後は、Domiplan 50mm F2.8のバブルぼけ。
バブルボケと言えば、Trioplan 100mmが有名ですが、こちらも少しバブルボケが出ます。うまく使えば効果的なんだろうけど、まだまだこのレンズの特性が分りかねております。
ということで、オールドレンズも載せていきたい今日この頃。
時間もほしい今日この頃。
【撮影機材】
OLYMPUS OM-D E-M1-M1
Domiplan 50mm F2.8
インスタックを買ってみる!
8月頃だったか、9月頃だったか、ヨドバシカメラからハガキが送られてきました。
どうしたのかなと思って開いたら、ポイントの期限が迫っていると言うことでした。
仕事場から近いということもあって、私はビックカメラ派なので、ヨドバシのポイントなんてそんなにないだろうと思ったのですが、意外や意外、けっこうありました。このまま失効するにはもったいないくらいあったのです。
これまで一度もヨドバシカメラでポイントを使ったことがないので、これまで細々買っていたポイントが少しずつ積もっていたのでしょう。あ、でも大きな買物と言ったら、2年前くらいにシグマの『DP2 Merrill』を購入しているか、などと思い出したり。
こういう思い掛けないポイントって、うれしいものですね。
え、まんまとポイント商法に乗せられているって?
まぁ、いいじゃないかぁ、庶民なんだから!
ということで、このポイントで何を購入しようかと、すぐさま思いついたのが、『スマホdeチェキ instax 』。
仕事に関する資料ノートを作ろうと思い立ったのですが、そのノートに写真を貼りたい。でも、いちいちプリントアウトしに行くのは面倒くさい・・・。
チェキがあったら良いのになぁと思いながら幾年月。
で、いざヨドバシカメラと言うことで、買いました、はい。
すごいシンプル。素っ気ない。
でも、それがいい。これくらいでちょうど良い。
ということで、家に持って帰るなり即充電。
ユーチューバ―ではないから、開封儀なんてすることもなく、わ~っと充電。
子供の頃から変わりません、この箱を開ける衝動だけは。
で、出したのがこちら。
思ったよりもとてもきれい!
これで十分だ!
出力した写真は、「カメラ → スマホへ転送 → instax」で現像という手順で行いました。
資料用に購入したわけですが、ちょっとしたときに出力するのも楽しそうです。
でも、チェキ用のフィルムがちょいと高い(チェキのフィルムと同じものを使用します)。一枚あたり70円くらいになってしまうのかな?そうそう出してたら高くついてしまうから要注意であります。
旅先などで現地の人と交流したりするには楽しそう。
いろいろ使えそうだなぁと思いながら、ヨドバシカメラのポイントカードは継続(やはりポイント商法にはまってるのか!?)することになったのでありました。
【撮影機材】
OLYMPUS OM-D E-M1-M1
OLYMPUS M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO
“スマホdeチェキ" instax SHARE SP-2