ペルーで撮ったお花
昨年(2013年)ペルーへ新婚旅行に行きました。
両者にとってもちろんペルーは初めて降り立つ土地。高山病や治安など、不安なこともあったけども、ツアーだったので、まぁとりあえずついていけば何とかなるだろうと、取り立てて神経質になることもなく、楽しく旅をすることが出来た(しかし高山病には罹ってしまって苦しいところもあったのだけども)。
ペルーは花が豊富なよう。ところどころ、きれいな花が咲いていた。
そんな花たちにカメラを向けると、異国から来た我々を歓迎してくれているような気がした。
写真はNikon 1 J1で撮影。撮像素子(イメージセンサー)が小さいのだけど、背景はきれいにぼけている。 そして暗いところでも高い性能を発揮する。気軽に撮れる高性能なミラーレス。
撮影後記・雑記
新婚旅行に行く前に、妻がデジカメを新調することになった。それほど写真を撮ることにプライオリティを置いていない彼女にとって、当初その選択肢はコンデジしかなかった。しかしいざ量販店にコンデジを見に行ってみると、どれも同じように見えるし、いいのを買おうとすれば値段もそこそこする。いろいろと見ていった挙げ句、せっかくの新婚旅行だし、それに撮った写真の価値というのは、プライベートなものであるならば、後で楽しく見返すことにある、と思うようになり、だったら少しお金を出してでも写りがいいものを買った方がいいのではないか・・・という結論に達し、ミラーレス一眼にすることになった。
しかしミラーレスもけっこういい値段なので、予算から考えてNikon 1 J2に落ち着いた。ちょうどその頃J3が出たばかりで、J2の値段がかなり下がっていたのも有り難かった。コンパクトなのも女性向けで、明るめのオート設定が気軽な妻向けでもあった。結局妻は旅が終わるまでに3000枚を撮り、その画質にも相当な満足を得た。旅から帰ってフォトブックを作ることになり、旅で撮った写真を見返していったが、「やっぱりいいカメラを買って良かった~」と、その選択が正しかったことを再確認したのだった。
当時のレビューなどを見ると、Nikon 1 J2はいかにも非力で評判は下の方だった。しかし今思うと、それがNikonのミラーレスへの答えであったろうし、それはそれでターゲットを絞った製品なのだろうと思う。厳に、これだけの写真を気軽に叩きだしてくれるのだから、中途半端なAPS-C機よりも、高価なコンデジなんかよりも、はるかに質の良い思い出を紡ぎ出してくれているのだから。
撮影機材
Nikon 1 J2
NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6/1