寒いけど、眠いけど、でも、陽が当たるのだ
寒さに耐えるかのように、じっとしている。
陽射しを吸収するために、じっとしている。
野良猫は自由で、気まま、そしてどこにも属さない。
しかしそれは、時に孤独との戦いでもある。
その姿はときにゆるやかで、ときにきびしく、ときに切なくもある。
しかしその孤高のフォルムに、私は心を激しく揺さぶられるのであります。
【撮影雑記・撮影後記】
夕方くらいに団地に行ってみる。夏の頃に比べてはるかに日没の時間は早く、夕方から夜などはあっという間にみるみる暗くなっていく。しかし最近は冬至を過ぎたから、徐々に徐々に日が長くなっていくことを実感する。動物には元旦も何もないけど、こうして日向ぼっこをする度に、時間の経過を感じ取っているのではないだろうか。
【撮影機材】
OLYMPUS OM-D E-M1
サインソニック 50mm F1.4
レンズマウントアダプター