そろそろ団地がこわされる・・・(1)
ネコがいたり、お花が咲いていたり、夏みかんがなっていたり、おじさんが野菜を売りに来たり・・・。
ここに直接住んだわけではありませんが、ここに佇みに来たり、ネコの写真を撮りに来たり、都会にいながらここはオアシスだなぁと思ってきました。
しかしそろそろ、来月あたりに解体がはじまります。
再生することでまた街が新しくなることは、必然です。
しかし同時に、遠い記憶を懐かしむところもありまして。
【撮影後記・撮影雑記】
昨年中古でSIGMA DP1xを購入しました。フォビオンセンサー搭載のコンデジ。現在出ているクアトロの前の前くらいなので、画素数が若干少な目で、カメラのサイズも手のひらにあまるくらいコンパクト。これくらいコンパクトだと、ちょっとしたときにでもジャンパーのポケットに忍ばせることができるので頻度が高まります。
“気軽に撮れる”写メからはじまり、今や高画質のスマホへ。
Instagramの登場で、誰もが写真を発信できる時代に。
気がついたらスマホがコンデジを駆逐しましたが、この“気軽に撮れる”というのが写真の良さであり、日常の記憶が人間の琴線に触れるのだろうと、SIGMA DP1xを持ち歩きながら団地を巡るのでありました。
きっとこの団地も、多くの人々の記憶の断片に残っているのでしょう。
【撮影機材】