古い写真を・・・自宅にて
親父がコンタックスを使っていたので、その流れでツァイスのレンズを使っていた。
運が良かったのは、自分好みの色の濃い感じの写真が撮れて、それでそのまま写真が好きになったこと。
運が悪かったのは、国産のレンズで撮ったものに愛着を抱けなかったこと。カリカリッとした堅い感じに馴染めなかったのだと思う。
今はカリカリッとした感じが好きなのだけれど、人間の感覚っていい加減。
で、またこうして昔撮った写真を眺めてみると、輪郭のあやふやな感じがいいなとも思う。写真を拡大すると、解像しているところは解像しているし、ぼやっとしたやさしいところはやさしい。これがレンズの味って言うものなのかと感じます。
高画素化が進んでいる現在のカメラにあって、こういった両方を上手く内包しているものってあるのでしょうか?
フジとか定評があるようですけど、そういったところなのか?
今さらフィルムに戻る気もしないし・・・。とりあえず原稿のEM-1を使い倒していこう。そして必要ならRAW現像すれば良いんだし。
【撮影機材】
CONTAX コンタックス ST
CONTAX Carl Zeiss PlanarT* 50mm F1.4