“絵作り”の違いを実感
その後、Panasonic GX8を使っています。
カメラが写し出す写真の雰囲気のことを、よく“絵作り”と言います。
最近ではRAW現像もできますから、そんなにこだわらなくては良いのではないかと思ったりもしていたのですが、OLYMPUSからPanasonicに移ってみると、その絵作りの違いを実感するのであります。
こういう絵作りというのは、スペックには現れないもの。
カメラのレビューを見ると、スペック的なものを並べているページはたくさんありますす。もちろん、カメラを使う用途は様々ですから、それに合せて連射機能はどうだろう、オートフォーカスはどうなんだと気になることはいっぱいあると思います。
しかし私の場合は、それほどカメラに機能を要求する被写体を撮らないので、最終的に知りたいのはそこではない。
やはり画質なのだ・・・。
でも・・・
今回OLYMPUSとPanasonicを使って思ったことは、自分が求めているのは画質ではなく、“絵作り”だったんだなぁということ。
Panasonic GX8を使い始めると、当初よりもやはり不満というのか、もう少し練って出したらもっと良いカメラになっただろうにとか、感じることがあります。
また、“画質”という点から見ても、不満がないわけではありません。特に、OLYMPUSのカリッカリの画質からやってきた者(それに疲れたからこっちに来たのに)としては、物足りなさを感じたりもします。
しかし、いろいろいじっているうちに、自分が求めている絵作りの設定が固まってくると、良いカメラだなと実感できるようになってきました。特に、人物を撮ったときの空気感はOLYMPUSにはなかった感じがします。
つまりは、カメラは五感の延長。
その五感を表現する道具がカメラ。
そうなると、やっぱりカメラは“絵作り”なのだということを実感。
たまに気になって、GX8ユーザーの方はどんな写真を撮ってるんだろうと思って検索するのですが、案外GX8で撮った写真のブログってないんです。スペックを解説したものは出てきますが、GX8がどんな絵作りのカメラなのかはほとんどありません。
ということで、GX8の“絵作り”を載せていければなと思っています。
今はオリンパスのレンズしかないので、パナソニックのレンズだったらまた一段と絵作りが変わるのかなぁ思いつつ。
【撮影機材】