ファストファッションのディスプレイ by Olympus OM-D EM-1
朝早く、人が動き出すその前に、原宿の街を散歩した。
とりあえず当てもなく、ぶらぶらと。
原宿の街はいつも明るいイメージがして、こうして散歩するにも楽しい。
ふと道路の向こう側を観ると、ファストファッションのショーウィンドウをディスプレイしている人がいた。一瞬、その人たちもディスプレイの一部だと思うほど、その人たちは溶け込んでいた。
これから新作を売るのだろう。
そのための準備なのだろう。
人々がこの街に集うその前に、
ディスプレイと化しながら、
この街に彩りを添えていくのだ。
撮影後記・雑記
この写真は、元のものの下の方をトリミングしました。
ちょうど明治通りを隔てた向かい側を歩いていたため、うまい具合にこの景色を撮ることが出来ました。お店の前を通っていたら、こういう感じには撮れなかったかもしれない。正直明治通りの中に入り込んで撮りたかったのですが、朝とはいえ車の通りはほどほどありましたので、そんな無謀なことも出来ず。それはそれでよかったのかな。
現代を象徴するファストファッションの裏方、若者文化の発信地である原宿、そういった“今”の空気が凝縮された感じがして、個人的にはお気に入りの一枚となりました。
シャッターチャンスを逃すまいと、けっこうな数を撮ったのですが、焦りがあって、意外といい写真が少なかったのは反省点・・・。
撮影機材
OLYMPUS OM-EM-1
OLYMPUS M.ZUIKO ED12-40mm F2.8 PRO