CONTAX Distagon T*18mm F4 MMをマイクロフォーサーズで使ってみる
あまりいい写真ではないのですが、最近更新も滞りがちなのでとりあえず一枚。
先日朝少し早起きできた時に散歩しまして、CONTAXに使っていたディスタゴンをOM-D EM-1に装着してぶらぶらしてきました。
フィルムカメラ時代は単焦点しか持っていなかったので、自分が動いて被写体との距離感を調整したものですが、最近はズームが便利なのでそういったこともなく気軽に撮っています。しかし単焦点のあのなんていうか自分で測る距離感の感じを思い出したいというのもあり、また、マウントアダプターを買っていながら、なかなか使う機会がなかったので、ちょっと久々に単焦点だけの緊張感を味わいたいというのもありまして。そんな感じで外に出たのです。
不思議なのは、デジタルなのにフィルムカメラで撮ってる感覚になる、ということでした。CONTAXのレンズのピントリングはとても絶妙な重さがあり、とてもピタッと決まる感触があります。それがきっと感覚としてフィルムカメラの良さを呼び戻してくれるのかなと思います。
編集後記・雑記
フィルムカメラは一式空き巣に盗まれたのですが、辛うじて残ったのがディスタゴン18㎜F4。当時バイトをしてようやく手に入れたもの。超広角の部類に入るので、パンフォーカス的な感じでよく使っていました。周辺部がやや歪むかなとは思いましたけど、それもこの画角の楽しみですから、それを踏まえて写真を撮るのがおもしろかったです。
しかし今回マイクロフォーサーズで撮ってみると、その周辺部のいい意味での歪みはありません。フルサイズの18㎜は、マイクロフォーサーズでは36㎜なりますので当然ですよね。なので、普通な感じになってしまったのがちょっと自分としては残念・・・。
また、コンタックスのレンズは当時コントラスト重視と言うことで、日本製のレンズに比べるとカリカリした感じがあまりありませんでした。それを味として捉えて人気もあったわけですが、現在のデジタル時代においては、ちょっと古めかしい印象にはなります。ホワイトバランスなど、カメラの傾向とレンズの傾向を知っていけば、もう少しいい作品が出来るのかな・・・。
使用機材
OLYMPUS OM-D E-M1
CONTAX Distagon T*18mm F4 MM