Cマウントレンズで撮ってみる
今朝はいつも通りに目が覚めたので、ちょっとお散歩をしてきた。
昨日は昼休みなしで仕事をし、さらに延長したのでさすがに日曜日はゆっくり眠りたいのだけれど、普通に起きた時は普通に起きることにしている。その方が身体のリズムを崩さずにすむので、後々楽だからと言うのもあるし、眠くなったら昼寝すればいいという気楽さが日曜日にはある。二度寝するよりも、散歩するのがはるかにいい、カメラを持って。
先日、義理のお父さんからPENTAXの古いレンズをいただいた。また、このあいだ講習会で秋葉原に行った時、昼休みにぶらっと入ったお店で掘り出し物のOLYMPUSの古いレンズを発見した。実父から譲り受けたコンタックスGレンズを含めて、なんだか手持ちのレンズも多くなってきた。
そんなこんなで使わないともったいないということで、オールドレンズをデジカメに付けるためのマウントアダプターをAmazonで購入することに。高価なものから安い物までいろいろあるけれど、当たり外れがどうのというよりも、予算があるからほどほどに。
と・・・思っていたら、なんか、こう、だめだねぇ、Amazonって・・・。
ついつい目が移ってしまうというのか、小さな物欲が湧いてきちゃうのです。
で、Cマウントという聞き慣れないものが目に入ってきまして、これがまたオールドレンズさながらの淡い写りをするらしい。しかもボケ方がライカのズミタールみたいなぐるぐるボケをするという。うむ、うむ、なんて言っているうちに、そんな高くないし、いいんじゃないか、これくらい、たまには衝動買いも、なんていって購入しました。そして本日は、目が覚めて散歩&写真という感じではじまりました。
ということで、PENTAXのオールドレンズで撮った写真はまた今度ということで、本日はそのCマウントのレンズで撮ったものを掲載しました。
撮影後記・雑記
Cマウントのレンズ、意外によかった。というか、かなりよかった!
こんな写真、今のデジタル時代であればいくらでも加工できるし、ちょっとレトロな感じはカメラ内のアートフィルターを使えば撮れるだろう。
しかし、そうじゃないんだよなぁ。その時ある目の前の景色を切り取るという作業は、その場のインスピレーションなのだ。そして、そこにはなんかこう、手作業のような質感がほしいのだ。後で加工するのはあくまで補助で、その時に撮るという感動は、シャッターを押す瞬間にしか味わえないのだ。それが写真の楽しみの一つであろうかと思う。
今回購入したCマウントのレンズは、ピントを合わせるトルクの重さも軽からず重からず適度なのがいい。安いのにカメラに付けても違和感ない、いや、むしろ似合っている。絞りをめいっぱい絞るとさすがに周辺がかなり暗くなってケラれてしまうが、それは致し方ないので許容範囲。マイクロフォーサーズだとイメージセンサーが小さいので、レンズのおいしいところを利用できるという利点があるため、わりとその周辺部位も程よい味になる。
もちろんライカのズミタールとは比較にならないとは思いますが(ライカのレンズはあまりに高額なため使った試しがありませんので何とも言えませんが)、それでもこうしてなんか味のある写真が撮れるのは楽しいわけであります。
また散歩するのが楽しくなりそうであります。
撮影機材
OLYMPUS OM-D EM-1
サインソニック CCTV Cマウントレンズ 50mm F1.4
Cマウントレンズ→マイクロフォーサーズマウントアダプター