タイムスリップしたような 京都町歩き(4)
京都の街を歩いていると、どこもかしこもシャッターを切りたくなる。
一回一回立ち止まる度に、同行している嫁さんは困惑気味でありますけど、それをどうにかなだめながらも、立ち止まりたい。
住んでいる人からしたら、どうでもいい日常の風景かもしれませんが、よそからきた人間からすると、ほんとうにそこかしこが楽しい。
もし自分にお金があって、仕事の心配がなれば、一年くらい京都に移り住んで毎日毎日町に繰り出したい、そんな思いがふつふつ湧いてくる、タイムスリップ感満載の京都なのであります。
【撮影機材】
OLYMPUS OM-D E-M1-M1
OLYMPUS M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO
町の手触りが伝わる、絵になる町 京都町歩き(3)
とにかくなんでも絵になる街。 それが京都。
若い頃、修験道というものをやっていて、京都の聖護院に所属していたことがあります。一年ばかりだったでしょうか、その聖護院の講習会のために、月2回くらいは夜行バスで京都に行っていたことがあります。
講習は夕方からなので、バスで早朝に着くとそれまで時間があまっていました。その頃は修験道などというものに傾倒しているので、あまった時間を使っていく先は、決まって神社仏閣。拝観料はそれなりにかかりますが、市内にあるめぼしいところはほぼ行き尽くしたと思います。
そんなことをしていたので、今回のように京都の町をぶらっと歩いて町の景色を眺めるのは意外にも初めての経験だったように思います。
こうして見ていると、本当に面白い町。普通に存在している普通のものが、全く違った装いに見えるから不思議。修験道なんてものに首を突っ込んで、その実なにも悟れずに終わったのを考えると、こうして待ちを見て歩くことの方がよっぽど有意義だったのではないかと思いました。
うーーーん、また嫁さんの実家に行く度に、時間を作って京都を歩きたいと思うのであります。
【撮影後記・雑記】
今回、サイクリングをして市内を巡りました。
最初に行ったのは下鴨神社で開催されていた古本市。そこで仕事関連の資料を見つけてからぶらっと自転車で巡ったのですが、そこで買った本が重くて・・・。そして陽射しが強くて熱い・・・。
こんな状況では少し写真を撮る気力も薄れるわけですが、そこはマイクロフォーサーズ。重いといってもフルサイズ機に比べたら全然いけます。しかも写りだってよっぽど大きく伸ばさない限りなんの遜色もありません。やはりカメラは持ち運べるもの、それが旅のカメラの必須条件と感じました。
【撮影機材】
OLYMPUS OM-D E-M1-M1
OLYMPUS M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO
ゲストハウス 鯉屋に泊まる 京都歩き(2)
今回京都で泊まったのは、町屋をリノベーションしたゲストハウス。
京都の古い家屋をまるごと宿泊施設に利用しています。
そのためとても風情のある古民家の雰囲気を味わうことができます。
例えばこんな風に。
歯ブラシ、バスタオルなどは付いており、パンやフルーツなどの朝食も付いています。
しかし、いくつか難点もあります。
もともと町屋ですから、ミシミシという階段を昇る音が響いたりや、トイレや洗面所が共同だったりするので、他の宿泊客と出会い頭になる機会も多くなります。
また、入浴施設も共同シャワー。ちかくに船岡温泉という有名な銭湯がありますので(京都は銭湯文化が維持されているようで、船岡温泉以外にも周りにはいくつか銭湯がありました)、お風呂がないのはなんとかなりますが、気になる人には不便かなと思います。
しかしそういった難点を度外視しても、町屋に泊まれるというのは個人的には満足度が高かったです。
夕暮れ近くになりますと、こんな風にとても風情のある景色になったりします。
一度は泊まってみるといいかも?と思います。
【今回泊まった宿のご紹介】
【撮影機材】
OLYMPUS OM-D E-M1-M1
OLYMPUS M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO
携帯用のSOROBAN 京都歩き(1)
夏休みを利用して、京都に行ってきました。
といっても、奥さんの実家がお隣の滋賀県なので、そこに行く前に一泊してという感じなので、ちょっと気楽ではあります。
結婚してからこれまで何度も滋賀に行っていますが、行く度に、「今度は時間を作って京都に行きたいねぇ~」と話すのですが、意外と行けそうで行けないというか、ついついバタバタしてしまうので、なかなか寄るに寄れないことが多いんです。「いつでも行けるからいいか~」と思っていると、人間なかなか行けないものですよね。
ということで、今回は少し休みを長目に取って京都に一泊。
前後してしまいますが、小出しにして京都歩きを写真でご紹介していこうかと思います。
ということで、二日目にに古道具屋さんに入りました。
そこにあった、こんな古道具。
ステンレスのきれいな表面に、「SOROBAN」の文字が・・・。
「SOROBAN」・・・そ・ろ・ば・ん・・・?
で、パカッと開けてみると!
これには驚かされました~。
いやぁ、面白いものが置いてあります、こちらのお店は。
そしてカフェにもなっているので、コーヒーや紅茶などをいただけます。
店主もとても楽しい方なので、お薦めであります。
【お店のご紹介】
□ カマタ商店
【撮影機材】
OLYMPUS OM-D E-M1-M1
OLYMPUS M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO
護国寺でネコを撮る(3)
ぐっすり寝ているなぁと思ったら、ひょっこり起きてきて動き出した。どこへ行くのだろうと見守ってみる。
よっこらしょっと言ったかどうかはわからないが、寝ぼけた身体をかったるそうに格子にくぐらせる。
格子をくぐってすぐに座ったまま寝てしまう。
かと思ったら、再び戻って定位置に。
この予想のつかなさ、唐突感がいいと思う。
自由なんだ、ネコも僕らも、本来は。
【撮影後記・雑記】
ネコとの距離感はどのように詰めたらいいのだろう。某有名ネコ写真家の岩合光昭さんのようになれれば一番いいんだろうけど、なかなかそこまでいくのはたいへんだ。脅かさないように近寄りすぎず、かといって遠すぎてもいけない。そうなると、標準ズームだとちょっと短い感じもするし、望遠過ぎても大袈裟だ。ということで、中望遠くらいがちょうどいいように思う。
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8は焦点距離が長いので正直使いづらくて、手放してもいいかなと思うことが何回もあるけれど、こういう時には重宝してくるから今もって手元にあるのであります。それにやはり写りがいいんだよなぁ、このレンズ。失敗も多くなりがちだけど、決まったときのうれしさは、他のレンズにはないかも知れない。
【撮影機材】
OLYMPUS OM-D E-M1-M1
OLYMPUS M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8