台湾旅情(2) 迪化街
この日は朝から故宮博物館に行き、長い時間並んであの白菜と角煮の彫刻を見て来ました。さらに憧れのカスティリオーネの特別展をやっていたので、それらの作品をけっこうじっくりと見たために、足も頭もパンパン状態。ぼんやりとしながら博物館内にあるカフェでお茶をして、この後の予定を考える。
この後は、当初の予定ではお昼に鍋を食べる予定でいたのですが、お昼の営業時間には間に合いそうもないということで、他の場所に行くことに。そして思いついたのが、迪化街というエリア。
台北市内にある迪化街は、清代の古い町並みを留めたエリア。かつてその時代には、台北で一番栄えていたところでもあります。
現在は、漢方薬の問屋街を中心に、布や伝統菓子などの問屋も集まっており、地元感溢れる街。私は何故か懐かしいような気持ちになりました。
ということで、故宮博物館で圧倒されてしまってお腹が空いていたので、ご飯ご飯。街角にあった小さな地元のお店に入ってみて、なんとなく注文。
これはおいしいなぁ、なんて嫁さんと言いながら食べていると、壁にはこんな写真が!
なんとまぁ、ほんとに偶然だったんですけどね。お世辞にも、テレビに出るような特別なお店でもなく、台湾では普通によく見かけるようなお店です。この番組に選ばれたのは特別だったのか?それともたまたまだったのか?
と、こんな時代を感じさせる建物があったり。
漢方の生薬が店頭に売り出されていたり、とても雰囲気のある街であります。
台北にお寄りの際は、そして漢方などに興味のある方は、この迪化街を歩いてみることをお薦めします。
【撮影後記】
今回の旅行で、どのレンズを持っていくのか迷いましたが、やはりOLYMPUS M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PROは超便利です。これ一本あれば他はいらないかなと思うくらいの重宝ぶりでした。旅行は荷物も多くなりますし、コンパクトにまとめられるならそれはとても大きな利点であります。その点で、ミラーレス機は有り難い存在です。オリンパスは癖のないいい絵を出してくれますしね。
※ ちなみに、当ブログに掲載している写真は、ダウンロードのしやすさを考えて、全て縮小しています。そのため、掲載している写真は、カメラ本来の実力を現していないものが多く、縮小していない画像はもっと高精細であることをご了承ください。いろいろ言われるマイクロフォーサーズですが、かなりのいいです。
【撮影機材】
SIGMA DP2Merrill
OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO