神保町の少し外れにあるカフェにて
神保町は好きな街の一つ。
本の匂いが好きだし、掘り出し物を探すのが好きだし、何もなくても出かけることもある。
本気でこの街にお店でも出したいと思います。
神保町のメインとはだいぶ離れるのですが、中国書籍の書店があり、そこから神保町のメインの方に向かう途中に、かつてパン屋さんがありました。
おしゃれパン屋ではなく、商店街にありそうな、家族で切り盛りしているパン屋さん。 何度か行っていたのですが、いつの間にかなくなっていました・・・。
パン屋さんがなくなって、しばらくしてカフェができました。 一度行きたいと思いつつ、なかなか行けなかったのですが、ようやく行けました。
なんとなく、敷居が高い感じがしたんですけど、入ってみるととても気さくでした。
良かった・・・。
お姉さんも笑顔をくれました。
いい写真が撮れたなぁ。また行ってみよう。
肝心の珈琲も、いろいろな種類がありましたので、楽しめそうです。
【撮影機材】
OLYMPUS OM-D E-M1-M1
OLYMPUS M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO
ひと月前に撮った、梅の写真です・・・
久々にサインソニック50mm F1.4を持ち出して写真を撮りに行きました。
と言っても、氏神様にお参りに行ったときに撮った程度なのでありますが。
サインソニック50mm F1.4は解放で撮ると、いわゆるぐるぐるボケが出現。
購入当初は面白くてなんどか使っていましたが、最近はあまり使っていなかったなぁと、久々に取り出しました。
でも、案外難しいんですよね。ボケをどう配置したらいいのかとか。
最近は治っているけど、花粉症がひどかった頃は、このぐるぐるを見るとちょっと気持ち悪くなってたりもしたし。
でも、いい感じなんです、ほんとに。
時間があれば、もっといろいろ撮りたかったのですが。
個体差があるのか、安いからかは分らないのですが、久々に撮ってみたら、ピントリングがかなり堅くなっておりました。慎重に回さないと、アダプターからレンズが外れてしまうくらい。これでは撮影に集中できずに写真を撮るおもしろさが半減してしまう。ちゃんとドライボックスには入れておいたのですが、安物だから?個体差があるのかな?購入当初はいい具合の重さで回せてたのですが・・・。
ということで、お安く手軽にぐるぐるボケを楽しむにはおすすめですが、レンズの性能とか、操作感とか、そういったものを求めている方にはおすすめできませんので、許せる方はご検討の価値ありかも。
【撮影機材】
古い写真を・・・自宅にて
親父がコンタックスを使っていたので、その流れでツァイスのレンズを使っていた。
運が良かったのは、自分好みの色の濃い感じの写真が撮れて、それでそのまま写真が好きになったこと。
運が悪かったのは、国産のレンズで撮ったものに愛着を抱けなかったこと。カリカリッとした堅い感じに馴染めなかったのだと思う。
今はカリカリッとした感じが好きなのだけれど、人間の感覚っていい加減。
で、またこうして昔撮った写真を眺めてみると、輪郭のあやふやな感じがいいなとも思う。写真を拡大すると、解像しているところは解像しているし、ぼやっとしたやさしいところはやさしい。これがレンズの味って言うものなのかと感じます。
高画素化が進んでいる現在のカメラにあって、こういった両方を上手く内包しているものってあるのでしょうか?
フジとか定評があるようですけど、そういったところなのか?
今さらフィルムに戻る気もしないし・・・。とりあえず原稿のEM-1を使い倒していこう。そして必要ならRAW現像すれば良いんだし。
【撮影機材】
CONTAX コンタックス ST
CONTAX Carl Zeiss PlanarT* 50mm F1.4
フォビオンセンサーはやはりいい・・・
フォビオンセンサーは使う場所を選ぶ。
フォビオンセンサーじゃないとダメだなぁと言う場面がある。
正直使いづらいし、まいったなぁって時も多い。
でも、やっぱりフォビオンって時がある。
だから、このあいだ気になっていたシグマのSD9を手に入れたのです。
が、しかし、うーーん、ちょっとこれはいただけなかったかなぁ、個人的には。シグマの純正レンズを使えばもしかしたらフォビオンらしさが出るのかもしれないけど、オールドレンズではいまいちでした。時と場所を選ぶカメラなので、条件の良い時を狙ってSD9を使ってみようかと思っているのですが。
まぁ、それだけフォビオンセンサーが気になると言うことであります。
ということで、今回はSIGMA DP2 Merrillです。
【撮影機材】
古い写真を・・・浅草にて
大学の時、写真のモチーフは街でした。
その頃は森山大道氏や、荒木経惟氏、桑原甲子雄氏、牛腸茂雄氏などが好きだったので、街をスナップするのをやっていました。
今思うと、オートフォーカスでもない時代、一コマ一コマがちょっと手間がかかる時代、よくもまぁ撮っていたなぁと思いますよね。
でも、今よりも人や商店、街にカメラを向けることには寛容だったようにも思うので、撮っていてもとやかく言われる心配は無かったかもしれません。いや、もしかしたら自分が厚かましかっただけかもしれませんが・・・。
この写真なんかも、昭和感が丸出しであります。
おやっさんが看板を指さすその表情、そしてちょっとおめかししてきたであろう付き添いの奥様。「戦後50年に唄う」「飛び入りOK」という文字、そして8月15日の終戦記念日に開催する・・・。そういったことを読んでいくと、写真って撮っておくべきだなって思います。森山大道氏も、そんなことを言っていますよね、自分の手から離れて、撮った後に数年して改めて見返したら新しいとか、そういう時代が写るところが写真の面白いところであります。
【撮影機材】
CONTAX コンタックス ST
CONTAX Carl Zeiss PlanarT* 50mm F1.4